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相乗りアプリ「crew」の評判がいいみたい!使ってみた感想

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また1つ、面白いシェアリングサービスがでてきましたね。

その名も「crew」。

簡単に言うと、車を運転したい人と車で移動したい人をマッチングするサービスです。

これまでにも車に関するシェアリングサービスはいろいろありました。

所有している車を貸し借りしたり、自宅の駐車場を貸し借りしたり、そんな中、ついに相乗りするサービスがでてきたというわけですね。

これは一見、白タク(2種免許を持たない個人がタクシー営業をする違法行為)なんじゃないの?と思われる人もいるでしょう。

こんな感じで白タクを指摘する人がたくさんいます。

ただ、crewで支払われるお金はあくまで謝礼金なので、違法性はないとのこと。

crewの公式サイトでも

ライダー(乗車する人)には、ドライバーの運送行為への対価支払い義務がないため、CREWのサービスは道路運送法の区分における旅客自動車運送事業には該当しません。

と記載されています。

でも、このあたりは法律的にグレイなのかなと思います。

対価の支払い義務があるかどうかが違うだけで、白タクとやっていることは変わらないわけですから。

今後、法律の改正によっては、違法になる可能性も考えられます。

crewってどうやって使うの?

crewには専用のアプリがあります。

アプリをダウンロードして個人情報(電話番号、氏名、性別、クレジット)を登録すれば、すぐに使うことができます。

使い方はとても簡単。

アプリ上で表示されるマップで、迎えに来てほしい場所と目的地を指定し、目的地に着いたらアプリで実費と謝礼金を含めた代金を支払い、完了です。

まず、アプリで迎えに来てほしい場所を指定すると、近辺にいるドライバーが表示されます。

現在crewは始まったばかりサービスなので、ドライバーを呼べる範囲がかなり限定されています。今現在は新宿区、渋谷区、千代田区、港区の範囲で呼ぶことができます。

ここでドライバーをクリックすると、こんな感じでドライバーの詳細を見ることができます。

どんな人が運転しているのか、どんな車に乗っているのか、どういった評価をされているのか、といったことがわかります。

次に、目的地を指定して「ドライバーを呼ぶ」ボタンを押すと、先ほど閲覧したドライバーの中から1人マッチングされます。

(どうやらドライバーの指定はできないようですね)

あとは指定した場所で待つだけ。

アプリ上にはお迎えまでの時間や、今ドライバーがどこらへんを走っているのかわかるので、ストレスなく待つことができます。

ドライバーが来たら乗車して、目的地に着いたら実費と謝礼を含めた代金をアプリで支払えば終了です。

スライドを動かすことで謝礼額を決めることができるので、感覚的に金額を決めることができます。

crewの料金の内訳を解説

気になるのはcrewの利用料金ですよね。

これは公式サイトにも明確に記載されているのですが、

ガソリン代+有料道路料金(有料道路を使った場合)+crewへの手数料+ドライバーへの謝礼金

という内訳です。

ドライバーへの謝礼金は自分で決めることができますが、ガソリン代や有料道路料金、crewへの手数料は、目的地によって決まります。

謝礼金は0円にすることもできます。でも、乗せてくれたのにいくらも支払わないのは心が痛むという人がほとんどでしょうから、たいがいの人は少額でも支払っているみたいですね。

タクシーよりお得?crewの料金支払い例から比較

ここでは公式ページに掲載してあるcrewの料金支払い例と、タクシー料金の比較をしてみたいと思います。

タクシー料金はJapanTaxiを参考にしました。

ちなみに、地図の場所がかなり大雑把であることと、タクシー料金が渋滞や時間によって変わるので、あくまで参考程度に見ていただけたら幸いです。

支払い例その1

  • crew 5,632円
  • JapanTaxi 約12,330円

支払い例その2

  • crew 2,464円
  • JapanTaxi 約10,900円

支払い例その3

  • crew 11,419円
  • JapanTaxi 約12,090

謝礼金は特に決まりがないので、人によって金額がぜんぜん違いますね。

さすがに0円という人はいないのですが、謝礼金をいくらに設定したらいいのか悩ましいところです。

それでもcrewを使えば、タクシーよりも安く乗車することができるのは間違いなさそうです。

もちろん乗車中にセクハラまがいなことを言われたり、嫌な気分にさせられたら、問答無用で謝礼金0円にしてやることもできます。

危険じゃない?crewのドライバーってどうなの?

crewのドライバーが信頼できるのか心配になる人もいるでしょう。

crewのドライバーといっても、なんの資格もない普通のドライバーですからね。

密室になる車ですから、女性からすると心配になるのは当然だと思います。

この点にかんしては、運営会社であるAzitがドライバー希望者と直接会って面接を行い、適切な指導を行うので問題ないのかなと思います。

もちろん100%安全とは言えないですが、明らかにおかしな人は面接ではじかれるはずです。

公式サイトでも

安心安全なドライブのために、ドライバーは、厳正な審査基準を通過しています。ドライバーとライダーが相互評価をするシステムを採用。低評価が継続するユーザー、利用規約や交通規則に反する行為をしたユーザー等に対して、一部権限または全権限を停止するなどの応対をしています。

と記載されています。

crewの口コミ評判

いろいろな意見がありますが、やはり白タクを指摘している人が多いですね。

結局、crewってどうなの?

相乗りサービスcrewに関してさまざまな意見がありますが、私個人の意見はすごくいいサービスだなと思いました。

確実にタクシーよりも割安に目的地まで行けるというのは、crew最大のメリットです。

しかも、呼び出しから支払いまでアプリ上で完結するので、わずらわしさが一切なく、気軽に使うことできるのはいいなと思います。

ただ、crewはまだはじまったばかりのサービス。地点がかなり限られているのが難点ですね。

また、利用できる時間も夜の8時から深夜3時までと限定されているので、利用する人は限られます。

とはいえ、都内で飲んで終電を逃してしまったなんて人には、このcrewは最高なんじゃないかなと思います。

極端な話、タクシーを使えば1万するところ、その半額以下で帰れることも可能なわけですから。

ドライバーは空いた時間にちょっとしたお小遣いを稼ぐことができるし、乗車する人は格安で目的地まで行ける。

まさにWinWinの関係が成り立っているといえるサービスだと思います。

まぁタクシー会社としてはこんなサービスが増えていったらひとたまりもないでしょうけど、世の中、どんどん便利になっていく流れは誰にも止められないわけです。

シェアリングの新しい形、相乗りcrewが気になる方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。